物忘れ、体力低下・・・エイジングに抗えない自分を情けなく思う日々を送っている私。とある施設を訪問しました。
長岡市の郊外にあるこの施設。パッと見た感じでは、どこにでもありそうなセンター系温泉のようですよね。
ところがここは温泉施設ではなく、「岡南の郷」という特別養護老人ホームなのです。なぜでしょうか。
いつかはきっとこのような施設にお世話になる日が来ることを想定し、事前に心の準備をしておこうとでも?
初めての訪問なので、どこから入ったらいいのかもよく分からず、少々戸惑ってしまったのですが・・・
あっ、お目当ての看板を見つけました。そうなんです、この施設には温泉が引かれているんですよ。
しかも、ありがたいことに一般市民にも開放されています。開放日には「営業日」と書かれた札が掲げられます。
一般開放日は、毎週火・木・土曜日です。土曜日にも開放してくれている点が良心的だと思いました。
料金は大人300円。これは、非温泉の日帰り入浴施設を含めても、長岡市内で一番安い料金だと思います。
受付を済ませ奥へと進んでいくと、「地域交流スペース」という広い部屋があり、その奥が浴室になっていました。
案内板によれば、もともとこの温泉は、錦鯉の越冬用に地下水を掘削した際に湧出したのだそうです。
その温泉が、地域住民の健康増進と心の交流のためにということで、この施設に提供されているのだとか。
浴室はこじんまりとしています。タイルがいい感じに変色しているので、泉質はなかなかよさそうなのですが・・・
でもね、覚悟はしていたのですが、塩素臭がプンプン。強く循環された湯には、魅力が感じられませんでした。
また、露天風呂もあるのですが、残念なことに湯が入れられてはいませんでした。今年度は休止だそうです。
さらに残念なことには、内風呂の水面の高さが浴槽の縁よりもかなり低く設定されています。
そのため2~3人で湯船に入っても、湯が溢れ出すことはありません。実際、湯はかなり汚れていました。
まあ、ここはあまり知られていないことが最大の魅力。細かいことはいちいち気にしないのが賢明でしょうね。
なお、私がここを訪れて一番引きつけられたのは何だったと思いますか?
それは、すぐ近くにあったこの垂れ流し!塩ビパイプといい、石の変色といい、かなり挑発的でありました(笑)
しかし、私としたことが、たらいで入浴することを躊躇してしまったのでした・・・
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