冬は出不精になりがちということもあり、しばらくの間、これまで集めた風呂桶を1つずつ紹介してきました。
このシリーズを終えるにあたり、手に入れるチャンスがありながら逃してしまった桶を紹介したいと思います。
幻と言われる白いケロリン桶。ファンなら喉から手が出るほど欲しくなってしまうこと間違いなしの逸品です。
しかも、プリント内容をよく見てみてください。神経痛の「経」の字の糸へんがありません。これはレアですねえ。
内外薬品の文字を挟む模様は、左は●●●☆☆、右は☆☆●●●のパターン。結構初期のものでしょうね。
しかも、側面には「青森県浴場組合」の文字が。う~ん、これは素晴らしい。保存状態も極めて良好です。
実はこの桶、昨年の秋にオークションに出品されていたのです。自宅保管品、つまり未使用品とのことでした。
当然、価格はうなぎ上りに高騰。最終落札価格はいくらだったと思います?何と、18,511円でした。
平凡な職業の私には、1つの桶に2万円近くを支払うことはできませんでした。でも、逃がした魚はでかいなあ。
未使用の美品が出品されることは、今後もう2度とないでしょうね。清水の舞台から飛び降りればよかった・・・
こちらも先日オークションに出品された激レアな初期の白ケロリン桶。かなり使い込まれた感じはありますが。
プリントされているキャッチコピー、判読できますか?「歯のいたいとき 勉強のとき」と書いてあります。
そういう桶が存在することは知っていましたが、その正体は実物でも写真でも見たことがありませんでした。
しかも、側面には赤と青のユニークなプリントが。この桶は子ども向けに製作されたのかもしれませんね。
それにしても、勉強時にケロリンを服用って面白いですよね。本当に効果があるのでしょうか。
こちらの桶も途中まで入札に参加してみましたが、あまりの高騰ぶりに泣く泣く断念。最終19,000円でした!
続いてはこちら。これまた今となってはほとんど見かけることのない、希少価値の高い白ケロリン桶です。
「づつう・はいた・腰痛・神経痛」の文字がプリント。「はいた」って「歯痛」ではなく、「吐いた」に思えてしまいそう。
帯状の赤白反転のケロリン文字といい、内外薬品の文字を囲む赤い円といい、実に珍しいデザインです。
未使用の美品としてオークションに出品されたのですが、それが何と低価格の即決での出品だったのです!
しかし、私が気づいた時にはもう手遅れ。あっという間に落札されてしまっていたのでした。無念過ぎます・・・
最後はこちらのポカリスエット桶(洗面器)。目が覚めるような、鮮やかで美しい青色がとても印象的です。
これはポカリスエットの缶にも使用されている定番の青色で、より販促効果が高いように思います。
昨年春、東京都内の銭湯でキャンペーンの景品として配布されていました。残念ながら行けませんでしたけど。
ディープな桶の世界に深入りし過ぎると、ついヒートアップして予想外に散財してしまいそうで怖いですよね。
まあ、私の場合、自分で自分に適度にブレーキをかけながら、これからもコレクションに励みたいと思います。
【お詫び】
今回の記事に使用した写真は、全て他のサイトから借用させていただいたものです。どうかお許しください。
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