アブラ臭のする温泉が大好きな私ですが、時には無性に硫黄臭の温泉が恋しくなることだって当然あります。
 
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そこでやって来たのは新潟県五泉市咲花温泉にある碧水荘です。阿賀野川沿いの温泉街の最奥にあります。
コンクリート打ちっ放しの外壁がモダンで、なかなかお洒落な構えですよね。
 
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この碧水荘は、咲花温泉の他の宿と違い、建物が阿賀野川と平行に建てられています。つまり眺めは抜群!
雄大な川の流れを楽しむことができるという点では、咲花温泉で一番お勧めの宿と言えるかもしれません。
 
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さて、まずは露天風呂へ向かうことにしましょうか。露天風呂は予約制でフロントで鍵を借りて入ります。
 
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わ~、これは絶景ですねえ。このすぐ下流に堰が存在することから、川がまるで湖のような佇まいを見せます。
 
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湯船には咲花温泉特有の透明感のある美しい緑色の湯が張られています。そして芳しい硫黄臭が漂います。
ただし残念なことに、湯の温度の低下を防ぐためでしょうか、湯船の約半分には蓋が被せられていました。
 
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これは素晴らしい・・・と言いたいところなのですが、この日は寒風がビュービュー吹いており寒いのなんのって。
とても落ち着いて湯浴みできるような状況ではなかったので、短時間で撤収してしまいました。
 
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さあ、気を取り直して今度は内風呂へ向かいましょう。どこかレトロな雰囲気を漂わせる浴室ですね。
 
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“日”の字の形をした湯船には、アツアツの源泉がかけ流しで投入されています。もちろん鮮度抜群です。
 
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浴室から窓ガラス越しに見る阿賀野川の眺めもこれまた雄大。寒風吹きすさぶ日でも十分景色を楽しめます。
 
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ふう~、これは生き返りますね。硫黄臭の湯をクンクン嗅ぎながら、しばらくまったりと寛ぐことができました。
アブラ臭もいいのだけれど、やっぱり硫黄臭も捨てがたいものがありますね。もう中毒になりそうです・・・