函館・大沼フリー乗車券を利用しての2014冬の道南ぶらり列車旅。ある駅で途中下車した時のことです。
 
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おや?凍結した道路の路面の一部がむき出しになっており、道路と垂直に溝ができてしまっています。
その段差は結構大きく、車で走行する際、車高の低い車だと腹を擦ってしまう可能性も。これはいったい?
 
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道端のグレーチング(溝蓋)からは湯気が立ち上っています。この光景を目の当たりにし、私は早くも興奮気味。
道路と垂直に交わる暗渠に温泉が流れていて、その熱が路面に伝わって氷雪が融けたものと判断しました。
となると、この温泉はどこから流れてきているのだろう?その答えは目の前にありました。
 
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こ、これは。きっとコアな温泉ファンなら狂喜乱舞してしまうのではないでしょうか。(もしかして私だけ?)
 
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そうなんです。小屋はおそらく源泉小屋で、長方形のコンクリート枡に湯がドバドバと注がれているのです。
 
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源泉は小屋の外の土管を介して注がれています。無骨に伸びる塩ビパイプが実にいい感じですよね。
あいにく温度計を持参するのを忘れてしまったのですが、手で触った感じでは湯は30℃前後かと思われます。
 
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ここは野菜などの洗い場なのでしょうか。長方形のコンクリート槽は、直接入浴するには明らかに浅過ぎます。
しばらくの間悩んだのですが、今回は偵察に留め、いつかたらいを持ってきて入ろうという結論に達しました。
まあ、温度が低いので夏向きの温泉と言えますしね。しかも、ロケーションからして入浴は早朝がいいかと。
あ、でもせっかくなので顔ぐらい洗おうか。しかし、私は洗顔を躊躇してしまったのでした。というのも・・・
 
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私が今ここで顔を洗うことは、脇に掲げられた注意書きの①に抵触する恐れがあったからです・・・