昨年一度探検したことのある福島県の河川。その時に見落としていた入浴ポイントを確かめてみたくなりました。

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問題の川に到着。前回はこの手前(下流側)にある入浴ポイントですっかり満足し、引き返してしまったのでした。

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転落しないように気をつけながら下方をのぞき込んでは河床を入念にチェック。おや?あの窪みは怪しいぞ!

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そこでいったん下流側に移動し、安全に降下できる場所から川岸に着地。ここから遡行することにしたのでした。

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川の中央部分はかなりの深さがあり、流れも結構速いのですが、幸いにも川縁は比較的浅くなっています。
もっとも、数日前に降った大雨の影響が残っているようで、昨年訪問した時よりも水量が多いように感じました。

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上方から狙いをつけていたポイントが見えてきました。油断してうっかり足を滑らせないよう、慎重に前進します。

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この凹地こそが私の獲物。地形的にはポットホールといい、小石が水流によって回転することで形成されます。

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このポットホールが凄いのです。ほら、プクプクと泡が立っていますよね。そう、底から湯が湧いているのです!

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また岩肌からシューシュー音がするので何かと思って確かめると、硫黄の臭いがする蒸気が噴出していました。
温泉ファンにとって、それはまるで高級なフレグランス。私はもうクラクラしてしまいそうでした。(←転ぶなよ)

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しかし肝心のポットホールには冷水が浸入しており、温度はたったの18℃しかありませんでした。これは残念。

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もちろん、しっかり入りましたけどね。ジャスト1人サイズで入り心地は抜群。今度は渇水期に来ないとね・・・