(露天風呂編からの続きです)
渓流沿いの露天風呂を堪能し大満足した私でしたが、もちろん内風呂にも入っておきたいと思っていました。

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浴室へと向かう廊下の狭いこと。木枠の窓ガラスといい、一気に昭和時代にタイムスリップしたかのようです。

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この洗面台も実にいい味出していますよね。若い人はがっかりかもしれませんが、私はむしろうれしくなります。

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客室のドアが開いていたので内部をちょっとだけ見学させてもらいました。骨董品級の調度品が泣かせます。

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さあ、浴室入口に到着しました。配管がむき出しなところもまた昭和を感じさせますね。男湯は奥になります。

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脱衣所もシンプルそのものです。一見殺風景かもしれませんが、居心地は決して悪くはありませんでした。

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わ~、内風呂も素敵ですねえ。木の湯船と床、壁のタイル、窓の向こうの木々の緑が三位一体のようです。

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源泉が熱いためか、湯の投入量はかなり絞られていました。露天風呂ではあからさまに加水していましたが、
この内風呂では源泉のみを投入しているようです。(清掃後、湯を張るときに加水しているかもしれませんけど)

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浴室内は整理整頓が行き届いています。日帰り入浴客のマナーも良好のようで、気持ちのいい空間でした。

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それにしても、この湯船と床は芸術作品ですねえ。まさに“匠の技”って感じ。私はほれぼれしてしまいました。

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この放射状の床板なんて美し過ぎませんか?一枚一枚、長さも形状も微妙に異なっているのが凄いですよね。

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湯船の縁のカーブも美しいです。湯船の底も板張りになっていることから、楕円形の樽風呂のような感じです。

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全身で木の温もりを感じられ、いつまでも長く浸かっていたくなってしまう素敵な湯船。お別れなんですね・・・