今回の遠征において、たまたま見かけた小屋にビビビときたのは1回だけではありませんでした。
この小屋にも強烈なビビビを感じたのです。単なる物置のような外観をしているのですが、近づいてみると・・・
あっ!建物の基礎の部分からパイプが突き出しており、何やら源泉らしきものが出ているではありませんか。
源泉の温度を測定してみると55.5℃もありました。この温度からして未利用源泉であることは間違いなしです。
この小屋の中に浴室があるのかどうかは不明ですが、小窓が1つしかないのでその可能性は低いと思います。
さて、見つけてしまったからには入らない訳にはいきませんよね。現場にはこんなホースまで置いてありますし。
早速パイプにホースを接続してみたものの、口径の大きさの違いから湯漏れしてしまいます。このままではダメ。
そこで手持ちのタオルをグルグル巻きにして接続部の湯漏れを防ぐことにしたのですが・・・
パイプの位置が低く、湯の勢いも弱いため、ホースをたらいの高さまで持ち上げると湯が止まってしまうのです。
結局ホースの使用を中止し、不本意ながら折りたたみバケツに湯を汲んでたらいに投入することにしました。
かけ流しにできないのは残念ですが、そもそも湯の温度が高いので、それは最初から無理な話なんですよね。
この源泉も美しい色付きがあります。薄い褐色なのですが、青いたらいに入れると金色に見えて美しいですね。
しばらく放置して適温になるのを待ちました。その結果、48.5℃まで下がりました。もう入ってもいいでしょう。
ザザーッと溢れ出す未加工の源泉。この湯も芳しいモール臭を放ちます。たらいで過ごす夏の日に乾杯・・・
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