(前編からの続きです)
長岡市の寺宝温泉は、施設自体が全体的に狭いこともあり、日中は日帰り利用のお客さんで大混雑します。
タイミングが悪いと芋洗い状態でがっかりすることもあるでしょう。でもね、宿泊するとその心配はありません。

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おお~、露天風呂が貸切状態です。温めで長湯が可能なため、日中はまず貸切になることはありません。
しかも、未明に清掃が行われ、きれいな源泉を入れたばかりのピュアな状態。何て美しい光景なのでしょう!
これはまだ誰も入っていない状態ですね。茶褐色の湯に無数の泡が浮遊しており、つい見とれてしまいました。

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この湯船には、上から単純泉、下からナトリウム塩化物泉の2種類の源泉が同時に注がれています。
なお、余計なお世話かもしれませんが、この掲示、ダブルは大文字で表記した方がよろしいかとw(←嘲笑)

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ちなみにこれが上から注がれる単純泉。冷たくてほぼ無色透明無味無臭。投入量も少なく魅力に欠けます。

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一方、下(湯船の底)からはボコボコとたくさんの気泡を伴って、色付きの美しいナトリウム塩化物泉が大量に。
その気泡の奏でる音もまた、入浴をより楽しいものにしてくれます。じっくり浸かっていると体中に泡が付きます。

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こちらはヒノキ風呂です。簡素な造りですが、木の温もりを全身で感じられるような素敵な湯船ですよね。

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このヒノキ風呂には湯船に沈められた塩ビパイプから源泉がドカドカと注がれています。こちらも気泡が多数。
塩ビパイプに開けられた穴から泡が出てくるので少々演出が入っていることになりますが、うれしい光景です。

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この気泡にも相当の自信を持っておられるようですね。もっともこの掲示、無駄に句読点が多いですよ・・・

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こちらも日中は長湯する人が多い湯船だけに、早朝ならではの独占入浴は贅沢そのもの。うれし過ぎます!

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そしてもう1つのお楽しみが。それはこの扉の向こうにある、隠しアイテムのようなお風呂なのですが・・・

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大きな岩をくりぬいて作ったという巨石風呂です。おにぎり型の浴槽が何ともユニークだと思いませんか?

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湯の投入口の脇には源泉や水を詰めたペットボトルが置いてあって、最初はその意味が分かりませんでした。
湯船が結構深いので、このペットボトルを沈めて椅子として使ってください、とのことです。へえ~、なるほどね。

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この巨石風呂は男女入れ替え制。つまり日帰り利用の場合は2分の1の確率で入れないことになります。
宿泊すれば1日目の夜か2日目の朝に必ず入れることになりますので、やはり宿泊してよかったと思いました。

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という訳で、今回も本当に楽しいひと時を過ごすことができました。またいつかきっとオフ会しましょうね・・・