(第2話からの続きです)
北越急行線(ほくほく線)は、大半がトンネル区間のため車窓がほとんど楽しめないのが残念なところです。

十日町に到着する直前に信濃川を渡りました。本日二度目の信濃川です。両岸には河岸段丘が広がります。

十日町に着きました。ここでは数分間停車します。この車両が十日町にやって来るのはめったにありません。
そのためでしょうか、地元の方と思われる見物客も結構いたみたいです。ホームには人だかりができました。

ここ十日町駅は、JR飯山線のホームが地平にあるのに対し、ほくほく線のホームは高架式になっています。
今はなき特急はくたかが停車できるように長いホームになっているのですが、現在はそれを持て余しています。
この車両を北越急行が買い取ってほくほく線で走らせたら、全国からファンが訪れて増収に繋がるのでは?

六日町が近づいて、ほくほく線の旅があっという間に終わろうとしている頃、車窓に菜の花畑が見えました。
菜の花越しに列車を撮影しようとする撮り鉄さんが数多くいました。こういうポイントをよく知っていますよね。

ところでこの列車では、うれしいことに全区間で車内販売が行われました。旅の気分が盛り上がりますよね。

私はお決まりの記念プレート(サボ)を購入。乗客はほぼ全員が鉄道ファンですから、当然よく売れていました。

裏面の図柄もなかなかです。もっとも、ヘッドマークの部分が真っ白なのはちょっと残念でしたけどね。

そして乗車記念カード目当てにお土産品も購入。NREの定番の戦略ですが、やはり手を出してしまいました。

越後湯沢に到着。ここでも多くの見物客に出迎えられました。向かい側ホームにもずらりと人が並んでいます。

また駅員さんが横断幕と小旗を持って歓迎してくださいました。やっつけ仕事で作ったような横断幕でしたけど。

越後湯沢でもヘッドマークの幕回しイベントが行われました。こちらは今はなき夜行快速ムーンライトえちご。
新潟在住の私にとっては、安く首都圏に行けるので大変便利な存在でした。もう復活はないのでしょうか。

そして、特急いなほ。廃車の前に一度でいいから上野発着のいなほを臨時列車として運転してほしかったです。
さて、これで旅の前半が終わりました。ここで再度進行方向が逆になり、今度は上越線を北上します・・・(続く)
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