(第4話からの続きです)
越後平野に日が傾き始め、団体専用列車「485系国鉄色周遊号」の旅もそろそろ終わりに近づいてきました。

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新発田に到着。ここはJR羽越本線とJR白新線の分岐駅です。列車はここでまたまた方向転換を行います。

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新発田では最後となるヘッドマークの回転が行われ、当然のことながら大勢のギャラリーに取り囲まれました。

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また駅員さんが特製の横断幕を持ってお出迎え。ご当地キャラを取り入れ、なかなか凝った出来栄えでした。

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発車案内板を見上げれば、残りの乗車時間もあとわずか。そう思ったら無性に寂しくなってきてしまいました。

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4つのヘッドライトが点灯し、新潟へ向けてラストスパートの準備が整いました。その雄姿を再度胸に刻みます。

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JR白新線の沿線にもたくさんの撮り鉄さんが待機していました。特にここはこの日一番の人出だった思います。

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再び大河・阿賀野川を渡ります。上り列車でこの川を渡ると、新潟に戻って来たなって実感するんですよね。

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広大な新潟車両センターが見えてきました。ここから485系車両が完全に姿を消すのも、時間の問題でしょう。

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遂に終点に到着。新緑の新潟の大地を国鉄色の485系車両T18編成でぐるっと周遊した旅が終わりました。
もう私がこの車両に乗って旅することは永遠にありません。そう思うだけで泣けてきてしまいそうでした。

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今回のツアー参加者には、このような乗車記念証がプレゼントされました。いつまでも大切にしたいと思います。

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また、地図式の車内発行乗車券タイプの記念証もついてきました。周遊したコースが分かる優れものです。

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5月30日(土)の新潟~酒田間で運転されたラストラン列車には仕事の都合で乗ることができなかった私。
この日で485系T18編成とはお別れとなりました。回送で出ていく後姿をなす術もなく見つめて思ったこと。
それは、やっぱりこの車両こそが特急にふさわしいなと。さよなら、そして今まで本当にありがとう・・・(終わり)