その温泉は青森市内の住宅地にあるというのですが、とにかく場所が分かりづらいのが最大の特徴のようです。

どうにか到着しました。事前にしっかり調べてから行かないと、現地で迷うこと間違いなしのロケーションです。
それにしても青森って、住宅地に埋没するように温泉がごく普通にあるんですよね。うらやましい限りです。

その名も大福温泉。これは何に由来しているのでしょう?地名とは全く関係のないネーミングのようですが。
大福さんという方が経営しているのかな?それともご主人の好物?とにかくおめでたい名前ですよね。

早朝から営業している温泉が多い青森にあって、この大福温泉は営業開始時刻がかなり遅めになっています。
これは結構珍しいと思いましたね。日曜日だけは8時半からやっていますが、それでも青森では遅い方です。

造りはごく標準的な銭湯ですね。訪問した時は幸運にも先客が一人だけでした。これならゆっくりできそうです。

入口にはケロリンタワー。桶はまだ結構新しそうに見えましたが、風情ある光景であることに違いありません。

洗い場には赤・青のボタンのついたカランが整然と並びます。その壮観さはまるで回廊のようでもありました。

でも、鏡の位置がちょっと高過ぎるように見えるのは気のせいでしょうか。それに物を置く場もありませんし。
もっとも浴室内両サイドの壁面の洗い場は鏡も低く、物を置ける台があったので、私はそちらを利用しましたが。
ご丁寧に洗い場をパーティションで区切っている温泉施設をよく見かける昨今、この光景は圧巻でしたね。

設備はなかなか充実しています。こちらはメインの浴槽。パステルカラーのタイルで目にも鮮やかですよね。

泉質はアルカリ性単純温泉。ほとんど無色透明無味無臭の湯であり、特にこれといった特徴はありません。
でも、毎日入るなら、こういう温泉が体に負担がなくていいのかもしれませんね。幼児も大丈夫でしょうし。

浴槽内には無骨な感じで水栓が設置されています。うっかり頭をゴツンとぶつけてしまいそうで少し怖いです。

こちらは「寝風呂」。湯の投入口になっている小動物のオブジェや壁のプーさんのイラストがかわいいですよね。

こちらは「多連式座り風呂」だそうです。多連式っていう武器みたいなネーミングもユニークだと思いました。
他にサウナや水風呂もあるので、意外にも長居して楽しむことができそうな温泉銭湯なんですよね。

湯は加温循環されているのですが、湯の汚れは感じられず、とてもさっぱりとした入浴を楽しめました。
ところでこの温泉銭湯にはもっと凄い特徴があるのですよ。温泉ファンなら絶対テンションがMAXになるはず。
それが何であるかを確かめに、ぜひ一度現地に行ってみてください!(一応、写真のどこかにヒントがあります)
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