福島市郊外の土湯温泉町には、市内の企業の研修や会合等に活用されているという施設があります。

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その施設とは、「サンスカイつちゆ」です。土湯の温泉街の中心部からは少し離れた場所にありました。

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建物は役場のような構えで風情はありません。エントランスを見上げると、かつては別の名前だったようです。
旧名は「福島○○○センター」であったことがうっすらと読み取れました。早速中に入ってみましょう。

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さすがはこけしの里ですね。ここにもショーケースにずらりとこけしが並べられていました。心が和みます。

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館内には会議室や研修室、視聴覚室などがあります。訪れたのが日曜日だったのでガランとしていましたけど。

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建物の外観からすると、ここで本当に温泉に入ることができるのだろうかって思ってしまいそうですがご安心を。
ここには確かに誰でも利用できる温泉浴場「こけし湯」が存在しました。しかも料金は大人250円と格安です。

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暖簾をくぐると雰囲気が一変しました。木材がふんだんに使用された、温かみのある空間になっているのです。

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浴室にも木材が使われていてなかなかの雰囲気です。私は本来ここが研修施設であることを忘れそうでした。

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源泉の温度が結構高めなので加水されているのは残念ではありますが、堂々のかけ流し。素晴らしいですね。
洗い場から伸びる加水用のホースが無造作に湯口に突っ込まれ、風呂桶で固定されているのはご愛嬌で。

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湯船には消しゴムのかすのような白い湯花が無数に浮遊しています。もうすっかり渋い温泉宿にいる気分です。

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浴室内の窓は大部分が擦りガラスで眺望は楽しめませんが、脱衣所の窓からは雄大な山々を眺められました。
手前に見えるUFOのようなドーム型の屋根を持つ建物は、土湯小学校だそうです。

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館内には無料の休憩所も完備。入浴利用者であれば、2時間まで利用することができるそうです。いいですね。

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こんな施設への出張なら喜んで行くのにな、なんて思ってしまった私。これからも研究と修養に努めます・・・