福島県への湯巡りドライブ編もそろそろ終わりが近づいてきました。最後に立ち寄った温泉をご紹介しましょう。

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赤湯温泉・・・といってもここは山形県ではありません。福島県にも赤湯温泉という名前の温泉があるんですね。
場所は土湯峠の近くです。入口にはこんな看板がありました。この温泉は「リーウマチ」に効くらしいです(笑)
なお、看板にはこれより5分と書いてあるのですが、下方の白い注意書きでは3分となっています。はて!?

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その温泉に行くためにはこのような未舗装の道を下っていかなければなりません。早くも秘湯感が漂います。

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やがてお目当ての建物が見えてきました。トタンの赤い屋根が何ともレトロでいいですね。雰囲気満点です。

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初めて来たのにどこか懐かしく感じる佇まい。周囲の自然に調和し、景観を損ねていないのが素晴らしいです。

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この宿の名は「好山荘」といいます。玄関の直上に掲げられた看板は手彫りでしょうか。いい仕事してますね。

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赤湯の名の通り、ここでは赤い色をした湯が楽しめるのですが、それだけではなく、何と白い湯もあるのです。
つまり1か所で2度おいしい温泉ということです。ところでこの手書きの看板も、実にB級感に溢れていますねえ。
「内風呂は赤湯」・・・これは読めます。その続きはちょっと変です。「原泉掛し 呂天は白湯」ってどういうこと?
きっと「源泉掛け流し 露天は白湯」と書きたかったのでしょうね。これだけでもう心が温まった気がしてきました。

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ロビーにはなぜか女の子のマネキンが。可愛らしいのですが少し古ぼけていて、ここで会うとちょっと怖いかも。

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さらにはクマの剥製とこけしのコラボレーション展示も。素朴でいいのですが、これもある意味怖いですよね。

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浴室へと向かう時、私は自分の平衡感覚の異変に気がつきました。よく見ると、床が傾いてしまっていました。

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浴室は階段を下りた所にあります。木のガラス戸にヨレヨレの暖簾。その渋さにもうすっかり心を奪われました。

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まずは内湯を堪能したいと思います。おお、これはいい感じですね。ただし、かなり狭いのが難点でしたけど。

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源泉は無骨に突き出すパイプからドバドバと投入。ホースが差し込んであり、加水できるようになっていました。

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あ~、これは極楽ですね。ただし、色は思ったよりも赤くないなって思いました。日によって微妙に違うのかな?

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しかし、すぐ隣にある露天風呂の湯は鮮やかな赤茶色をしていました。(この風呂は白湯の露天風呂とは別物)
おそらく空気に十分触れることでこのような色に変化するのでしょうね。その分、鮮度は落ちるのでしょうけど。

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露天風呂に注がれているの湯は内風呂のオーバーフローでしょうか。かなり温く感じられ、ちょっと残念でした。

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紅葉の見頃にはまだ早かったのですが、露天風呂では秋の山々を眺めることができました。旅情満点ですね。

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ふう~、生き返るなあ。思えばこんなにのんびりと温泉に浸かるのは本当に久しぶり。来てよかったです。
この赤湯だけでもう十分満足って感じだったのですが、もちろんこれで帰る訳にはいかないのです・・・(続く)