日本に生まれ育ったからには、火山といかに共存していくかということを真摯に考えなくてはいけませんよね。

さて、神奈川県の山道を歩いていた私は、前方に噴煙が立ち上っていることに気がつきました。あれは一体?

慌てて駆け寄ってみると正確には湯けむりであり、道のすぐ脇の一段低い場所から立ち上っていることが判明。

道から下をのぞき込むと、何と湯沼があるではありませんか。こんな場所にあるとはちょっと驚きでしたね。

湯の量はそれほどでもなく、静かに音もなくじわじわと湧き出しているみたいです。しかし温度を測定すると・・・

温度が79.6℃もあるではありませんか。温泉卵が作れてしまいますね。うっかり手を浸けなくてよかったです。

さらに、少し離れた所に先人が作ったと思われる湯船がありました。先ほどの湯がここに導かれているのです。

しかし、湧出箇所に比べて低いものの、この地点でも61.3℃と激熱。先人の湯船での入浴も不可能でした。
ここで私が思ったこと。それは道路上にたらいを設置し、湯を紐付きバケツで汲んで入るのがよろしいのかと。
いつかたらいを持って再訪しようと誓った私。入浴できなかったのに心がポカポカだったのは地熱のせいかな・・・
コメント