前から気になっていた福島県中通りの温泉に先日遂に出かけてきたのですが、あまりにも衝撃的な温泉でした。
もう凄過ぎて、とても1回の記事に収まりそうもありません。そのため何話かに分けてご報告したいと思います。

その温泉とは、須賀川市の国道4号沿いにある「ひばり健康ランド」です。多くの看板があり、目立つ建物です。
多くの看板・・・そう、これこそが今後の話の展開においてキーワードになるのです。期待していてくださいね。

正面玄関は、一見普通の構えです。それにしても、この看板に用いられている字体はかなり独特ですよね。
というか、クセが強過ぎて、かえって読みにくくなってしまっています。「ひばり」ではなく、「ぴばり」に見えます。
ところで入口のドア横のガラスにご注目ください。「金箱温泉神社」とあります。敷地内に神社があるようですね。

初めての訪問なので、温泉に入る前に、まずは神社を見物してみることにしました。ここが参拝道の入口です。

なお、神社ということで敷地内には狛犬もありました。失礼ですが、かなり中途半端でチープな印象の狛犬です。

まず目に入ったのは、閻魔大王殿御堂。う~ん、何でこれが温泉の敷地内にあるのでしょうね。不思議です。

そういえば、子どもの頃は、ウソをつくと地獄で閻魔様に舌を引っこ抜かれる、なんてよく言われたものです。
「嘘も方便」という都合のいい諺もありますが、ウソが蔓延する大人の社会には、嫌気が差してしまいますよね。

そして、こちらが「金箱健康温泉神社」だそうです。これまた何やら凄そうだな。近くまで行ってお参りしましょう。

後で分かったのですが、「金箱」というのは、この温泉を経営している企業グループの会長さんの苗字です。
何ともおめでたい苗字ですよね。両サイドの派手な看板によって、神社の厳かさが無くなっているような気が。

そして神社の隣には、「恵比寿様・大黒様」の像がドドーンと立っています。クスノキの一本彫りなのだそうです。

近づいて見上げると、これはちょっと怖いかも。私は『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造を思い出してしまいました。
「家内・家宝・交通・合格・安全」・・・言いたいことは分かりますけど、この語の並べ方はちょっと不自然ですよね。

不自然といえば、ゲートの上部に書かれた文字も。これは一気に読むの?でもね、こんなのはまだまだ序の口。

敷地内をぐるっと一通り見て回っただけで、もう満腹な感じになってしまった私。さあ、いよいよ館内へ・・・(続く)
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