(第1話からの続きです)
まだ建物に入る前だというのに、すでに強烈な印象を放ちまくったひばり健康ランド。これは相当手強そうです。

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私が恐る恐る玄関をくぐると、早速こんなオブジェがお出迎えしてくれました。なかなかレトロなアイテムですね。

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ええ~っ、これ売り物なんですか?しかもお値段が35万円!失礼ですが、こんなもの一体誰が買うのでしょう。
そもそも、誰もが触れる状態で置いてあるのですが、大丈夫なのでしょうか。かなり無防備だと思うんですけど。

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他にもさまざまな骨董品が並べられています。何だか新潟県の西方の湯に雰囲気が似ていると思いましたね。

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さらには婦人服や玩具なども販売。いずれも時代遅れの感じが否めない品揃えです。期待を裏切りませんね。
入浴料金については多様なメニューが用意されていたのですが、私は90分で500円のコースを選択しました。

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フロントから浴室に至るまでの空間も、本当に見所満載で退屈しません。例えばこの「人生と生命」という看板。
この温泉の入浴目的だそうですが、「生まれる:生きる喜び:健康体 楽しむ:長命・楽命:同志必勝」・・・???
また、後半の、「お金の大切さ、お体の大切さ、ひばり掛流、飲む湯で入浴効能効果許可処」も意味不明です。

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こちらはレストランの入口。Πの形をした光るゲートが怪しげなオーラを放っています。しかも左右には骨董品。

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ゲートの隣にはこんな看板が。「試食が一番安くて美味」って、こちらのレストランでは気軽に試食できるのかな。
なお、ひばり健康ランドでは、原則として漢字を大きく、平仮名を小さく書くという決まりにしているようです。

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看板の洪水は次々に私を飲み込もうとしています。一体何が言いたいんだ!思考回路がおかしくなりそうです。

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こちらはもう1つのレストランのゲート。やはりΠ形をしているのですが、これは電光ではありませんでした。
「歌って下さる方、良く聞いて下さる方、踊ってみせる芸人大歓迎!」・・・ブレイクしたい芸人さん、チャンスです!

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大広間の脇には、「芸能人様の出入口」が。ここを堂々と出入りすることができるようになれば、一流の証し?

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壁にポスターが張られた演歌歌手の皆様は、あの出入口を通過することのできた、貴重な方々なのでしょうね。

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浴室の入口に到達する頃には、もうすっかりエネルギーを吸い取られてしまったかのような境地に陥った私。
温泉で元気を取り戻そうと思ったのですが、この後さらにエネルギーを吸い取られることになるのです・・・(続く)