(前記事の続編です)
福島の超B級温泉・ひばり健康ランドを満喫した私ですが、もちろんパンフレットをもらうのを忘れませんでした。

館内があれほどツッコミどころ満載なのですから、きっとパンフレットも凄いに違いないという確信がありました。

ところがどっこい、どうしたことでしょう。まともなパンフレットでした。無難な仕上がりで、全然面白くありません。
ツッコミどころ満載な温泉施設はパンフレットもまたツッコミどころ満載、という私の定説が覆されてしまいました。

しかし、私は落胆しませんでした。一緒にもらったグループ企業のパンフレットが期待を裏切らなかったのです。

出た~、この超クセのある独特の字体。ひばり健康ランドで見かけたのと同じですね。強烈なインパクトです。

この方が会長の金箱氏です。最初、「金箱神社」って聞いた時、金箱って一体何だろうって思ったんですよね。
文章を拝読しましたが、体言止めのオンパレード。現地の看板も、会長さんがフレーズを考えたのでしょうね。

金万アメ商金箱企業グループは、2014年に設立50周年の節目を迎えたのだそうです。おめでとうございます。
「お宝前世紀」っていうのがちょっとよく分かりませんけどね。あの神社や閻魔様が派手に紹介されています。

さらには大黒様と恵比寿様の紹介も。身長と体重も記載され、まるでウルトラマンの怪獣大百科みたいでした。

アメ商百貨店というのは郡山市を拠点に展開するリサイクルショップなんですね。地元では有名みたいです。
「リサイクル品のデパート 経済家のための経済品」・・・この店舗の看板も面白そうです。行ってみたいですね。

理解に苦しんだのがこの写真です。アメ商百貨グループは、全日空と一体どういう関係にあるのでしょうか。
実はひばり健康ランドにもこれと似た写真が張ってあります。その時は、会長さんがエアラインマニアなのか、
あるいは福島空港利用促進キャンペーンの一環なのかな、なんて思ったんですけどね。まさか、無断流用?

そしてこちらは社長さんからのメッセージです。これまたどんな内容なのか興味津々ですね。拝見しましょう。

大変失礼ではありますが、「です・ます調」と「である調」が混在し、赤ペンを入れたくなる箇所が多数あります。
「私たちも無我の境地で湯に身をゆだねるのがひばり温泉はめずらしい」と述べ、持論を熱く展開しています。
「日本は実は〝温泉後進国〟とも言える」と大胆に言い放っているのですが、これには反論があるでしょうね。

東日本大震災の時には被災者への炊き出しを行うなど、地域への貢献活動にも力を入れているようです。
上の写真中の文章には、よく読むとおかしな点がありますけど、大変な状況での活動に頭が下がる思いです。

パンフレットには、会長さんと芸能人との記念写真も何枚か掲載されています。これは細川たかし氏との一枚。
細川氏がそっぽ向いているのが気になりますね。機嫌が悪かったのかな?あれ、ちょっと待って。この写真・・・

冒頭の会長さんの経過挨拶の写真と同じではありませんか!これはどう理解したらいいのだろう。謎です。
改めて細川氏とのツーショット写真をよく見ると、どこか不自然なような気が。まさか合成したのでしょうか?
と、こんな感じで大いに楽しませてもらいました。会長さん、どうかいつまでもお元気で。また行きますね・・・
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