(前記事からの続きです)
赤湯温泉元湯を後にした私は、再びてくてく歩きながら、次の共同浴場を目指すことに。幸い雪も止みました。

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途中、飲泉所・足湯があったので立ち寄ってみたのですが、人の姿はなく、ひっそりと静まり返っていました。

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ちなみにこの場所は、赤湯温泉の源泉地になっています。赤湯には自家源泉を持つ温泉施設は1つもなく、
全ての旅館・浴場はここから源泉の供給を受けるのだそうです。この事実は現地で初めて知りました。

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となると、源泉地に設置されているこの足湯が最も湯の鮮度が良いということになります。全身で入りたいな・・・

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もちろん飲泉もしてみました。足湯と同様、普段あまり利用されていない雰囲気です。少々もったいないですね。

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さて、お次の目的地は「あずま湯」です。こちらはその昔、学生の時ドライブの途中で立ち寄ったことがあります。
外観からして昭和レトロ全開。かつて訪問した時と何ら変わらない佇まいに、思わずうれしくなってしまいました。

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ここは国道13号と113号が交差する道路交通上の要所。そんな所にさりげなく激渋温泉があるのが凄いです。
狭いながらも駐車場があるので、車で訪れるにも便利な温泉です。地元の人ももっぱら車で来ているようです。

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あずま湯の入浴料金は、元湯よりもさらに安くたったの100円!今の時代ワンコインで入れる貴重な温泉です。

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こちらでは券売機で入湯券を購入し、受付の管理人さんに渡すシステムなのですが、券売機の表記に苦笑い。
玄関の案内板は「大人も子供も一回入浴料100円」でしたが、券売機は「0才から大人まで一人100円」です。
年齢による差別はしませんよ、という強い意思表示のようにも思えます。0才も100円とは結構シビアですよね。

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建物内部もまた昭和の雰囲気が色濃く残ります。私は2回目の訪問ですが、初めてでも懐かしくなるはずです。

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なお、こちらも脱衣所内・浴室内は撮影禁止となっていました。これは赤湯温泉での共通ルールなんですね。

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という訳で、今回も浴室の写真は観光パンフからお借りしました。シンプルで激渋。マニアなら思わず唸ります。
あずま湯は吾妻山に由来するんですね。二階からの眺めがよいとのことなので、休憩室も利用価値ありです。

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使用源泉は元湯にも使われていた「森の山源泉・森の山2号源泉」だそうです。もちろん完全かけ流しです。

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地元の常連さんで混雑していましたが、気持ちよく湯浴みを楽しめました。さて、湯巡りは後半戦へ・・・(続く)