今回、湯巡りしながら別府の町を散策して思ったこと。それはどこか京都に似た雰囲気があるということでした。
例えば八坂神社という神社があります。橋のたもとに大鳥居があり、赤い欄干とマッチしていていい感じでした。
橋を渡った先には石畳の道が。とても風情がありますよね。観光客の姿はなく、静かで落ち着く町並みでした。
神社へと続く道の途中で「祇園温泉」と書かれた看板を見つけました。この温泉名も京都を連想させますよね。
ちなみに先ほど渡った橋も祇園橋というのだそうです。なお、私のお目当ては神社ではなくこの温泉なのでした。
こちらがその祇園温泉。ぱっと見た感じではアパートのような佇まいですよね。公民館併設型の共同浴場です。
この温泉も外観からして十分期待できそうです。もうすでにこの時点でB級臭がプンプン漂っているんですもの。
まずはこのPOP広告風の掲示物に目を奪われました。カラフルな文字が躍り、賑やかな内容になっています。
むむ、これはかの有名人を描いたものですね。なかなかいい腕前だなあ。これにはもう感心してしまいました。
こちらの温泉も入浴料は100円。管理人は常駐しておらず、投入口に100円玉を投げ込んで受付完了です。
脱衣所で再びビックリ。今度はこんなイラストがありました。どうやら管理人さんは流行に敏感な方のようです。
本当によく描けていますが、利用者の大半を占めるであろう高齢者が、これらの人物を知っているのかどうか。
脱衣所と浴室の間には簡素な棚があるだけ。浴室の床が脱衣所よりも少し低くなっています。いい感じですね。
浴室もまた大変シンプルです。小判型のタイルの湯船が絶品ですね。ただし、少し浅いという印象がありました。
タイルの水色が鮮やかで、爽快な気分で湯浴みを楽しめました。またいつの日か、「そうだ別府、行こう。」・・・
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