(第1話からの続きです)
ピラミッド温泉の強烈な外観に動揺しつつも館内に入った私。目の前に次々現れる光景に興奮しっ放しでした。

まずは館内の案内図を興味津々でチェック。これは一度泊まって探検してみたいなあ。肝試しができそうですし。

大いに気になったのが、ピラミッドの2階にある「黄金大マンダラ」と書かれたリラクゼーションルーム(瞑想室)。
ここに入るにはちょっと勇気が要りそうです。そもそも日帰り入浴客が利用できるのかどうか分かりませんけど。

さらには、本館から少し離れた所に「宝石風呂」があるとのことです。これは家族風呂みたいなものでしょうか?

ホールの売店には、アクセサリーや置物などの雑貨が並べられています。雰囲気が「西方の湯」に似ています。

浴室へと通じるミラーロードの入口には黄金のライオンのオブジェが。そういえばスペーシア那須野も金でした。

通路のショーケースに展示される謎の物体。興味がなかったのでじっくりとは眺めませんでした。ゴメンなさい・・・

浴室前の広々したスペースにはエジプトを想起させる壁画やオブジェを展示。その価値は私には分かりません。
結局、これらをもって「ピラミス美術館」ということなのでしょうか。美術館としてもB級であることは間違いなし!

さあ、いよいよ浴室へ向かいます。脱衣所の前の暖簾がみすぼらし過ぎて、思わずズッコケそうになりました。
美術館を名乗るなら、暖簾をペルシャ絨毯風の柄にでもすれば、もっといい雰囲気になると思うんだけどなあ。

でも、お湯の使い方には結構こだわっているようです。この点は温泉マニアとして大いに評価してよいでしょう。
ただし、「出来るだけ濾過を押さえています」と表記。実は濾過をしています、とうっかり告白してしまっています。
それに、細かいことを言えば、「押さえて」は「抑えて」と表記するのが正しいと思います。まあ、どうでもいいか。

浴室は想像以上に広々していました。湯船には仕切りがあり、これにより温度に差をつけるようになっています。

源泉は奥の湯口からザバザバと投入。その湯口の上にもオブジェが。浴室内も美術館ということなのでしょう。

湯にはこれといった特徴は感じられませんでしたが、比較的空いていたのでゆっくり過ごすことができました。
このピラミッド温泉には、内風呂だけではなく、露天風呂や洞窟風呂もあります。そちらも面白そうです・・・(続く)
コメント