東根温泉の「オオタ湯」で一風呂浴びてサッパリした私は、そのまま徒歩で次の公衆浴場へと向かいました。

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あっ、ここですね。オオタ湯から歩いてすぐの至近距離にある「巽の湯」です。何だか割烹の看板みたいですね。

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そして建物はどこか診療所のようにも見えます。オオタ湯と違い、存在感を消しているような感じさえしました。

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受付には高齢の女性がいて、券売機で購入した入浴券を手渡しました。建物の中も質素な昭和の佇まいです。

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どうやら先客はいないようですね。これはラッキー!時間の許す限り、浴室を独占して満喫することにしましょう。

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おお、これは素晴らしい。湯船から溢れ出す湯で、浴室の床が水浸しになっています。贅沢な光景ですねえ。

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そしてお湯の色が何とも美しいではありませんか。それは鮮やかなウーロン茶色。モール系の温泉なんですね。

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湯は浴槽の角の湯口からドバドバと投入。辺りには上質な微アブラ臭が漂い、鼻腔を適度に刺激してくれます。

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このかけ流しの光景はたまりませんね。時間があればここでトドになって、昼寝したいなって思ってしまいました。

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オオタ湯に比べると、源泉の温度も供用場所での温度も低め。熱い湯が苦手な人も楽々入ることができますね。

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几帳面に積み上げられた白い桶。利用者のマナーもいいみたいでうれしくなります。そもそも少ないのかな?

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ところで、浴槽の形が独特といえば独特です。特にこの部分は曲線美を感じてしまいますよね。何だか素敵。

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また、窓際は「腰かけ入浴席」だそうです。この表現もほのぼのとしていて、いい味出しているなって思いました。

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街中に居ながらにして喧騒を忘れる。まさにそんな湯浴みでした。このお湯に毎日浸かれる人が羨ましい・・・