東北地方のどこかに極上の垂れ流し温泉がある。そんな情報をゲットして幾年、ようやく調査を実行できました。
現地に到着。車から降り立ち、背伸びしつつ深呼吸しました。すると・・・私の鼻がセンサーのごとく敏感に反応。
大変香ばしい温泉臭が漂っているではありませんか。そう、極上の温泉が存在する兆候をキャッチしたのです。
フェンスの中の建物は源泉小屋に間違いありません。そして、白い源泉タンクから黒いホースが伸びています。
ホースはフェンスの外へ。その付近はもうもうと湯気が立ち上っています。私は興奮を抑えられませんでした。
これは凄い。ホースから高温の源泉が垂れ流されています。しかも、アブラ臭をプンプン放っているんですよ!
温度を測定してみると52.7℃もありました。浴用に供するには十分な温度です。これはもったいないですねえ。
側溝には、白い湯花が素麺のようにゆらゆらと泳いでいました。相当濃厚な泉質であることは間違いなしです。
もちろん私はたらいで入る気満々です。早速作業開始。まずはたらいを側溝の上に置き、ホースを載せました。
さあ、源泉の投入を開始します。う~ん、実にいいですねえ、この光景。すっかりそそられた私は恍惚の状態に。
たらいがフレッシュな源泉で満杯になり、縁から湯がこぼれ始めました。この光景もまた、見飽きませんでした。
しかし湯が熱いので、さすがの私もこのままでは入ることはできません。ホースを外して湯を自然冷却させます。
待つこと約30分。再度湯の温度を測定してみると、48.1℃にまで下がっていました。これならもう大丈夫です。
うわ~、これは超気持ちいい。ツルツルとした浴感があり、肌触りも最高だったのです。そして極上のアブラ臭!
こんなに素晴らしい垂れ流し温泉がまだあったんですねえ。はるばる新潟からやって来た甲斐がありました。
これ程素晴らしい温泉ならば、やはり源泉かけ流しで入ってみたくなりますよね。そこで、再びホースをセット。
絶妙なバランスを取ってたらいの縁ギリギリにホースの先を置き、湯が少量だけ入るように調節したのでした。
では、改めてたらいにライドオン。もう何も言うことはありません。湯に浸かりながら、秋の indication も実感・・・
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