(前編からの続きです)
ゴルジュの野湯を満喫した私ですが、もう少し温度の高い上流で湯に浸かってみたくなり、移動を開始しました。

さすがに滝を上ることは困難なので一旦山道に引き上げました。少しだけ上流方向に移動して再び降下します。

例の湯の川が見えてきました。同じ川なのに、位置を変えると雰囲気も変わりますね。さあ、どこで入ろうかな。

ちなみにこの付近は紅葉が始まっていました。もう少し季節が進めばきっと錦絵のような世界になるのでしょう。

入浴ポイントは無数にありますが、一番深そうな場所を見極めてここに決定。なかなかいいロケーションです。

右岸(写真では左)には急傾斜の岩肌が迫っていますが、左岸に小さな川原が形成されているので安全です。

下流方向を眺めると、数段の小滝の向こうに先ほど入浴した場所が見えました。湯気が立ち上りワイルドです。

温度は先ほどよりも0.5℃高い38.6℃でした。う~ん、もうちょっと高いといいんだけど。ま、ドンマイですね。

浸かってみればやはり気持ちよくて、再びテンションアップ。温湯なので、長時間ずっと浸かっていられますね。

湯に浸かりながら上流方向を眺めるとこんな感じ。押し寄せる湯の量に圧倒されそうになります。まさに大迫力。

下流方向です。一度楽々歩いて渡れるほどに浅くなった後、その先に待つゴルジュに向かって流れていきます。

しばらくの間湯に浸かっていた私でしたが、やはり40℃を越える地点まで遡ってみたくなったのでした・・・(続く)
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