(前編からの続きです)
浴室に辿り着くまでにちょっと苦労の多い下条温泉みよしの湯。肝心の温泉自体はどんな感じなのでしょうか?

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脱衣所は至ってシンプルです。鍵付きロッカーがあって一安心・・・と思ったら、これらは全て使用不可能でした。
鍵を紛失したのかどうか理由は分かりませんが残念。まさか、常連さん用のロッカーという訳でもないでしょう。

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脱衣所には分析表が大きく掲示されていました。これは大変見やすくていいと思います。泉質は単純温泉。
源泉温度が33℃なので加温されているということになりますね。湧出量毎分2,000リットルは立派ですねえ。

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浴室もまたシンプルです。小浴場だけあって確かに狭いのですが、余計なものがなくて結構いいと思いました。

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湯は薄黄色です。ただ、経年によるタイルの変色の影響でしょうか、こうやって眺めると琥珀色に見えますよね。

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分析表によれば、外観は「弱黄色・透明」、臭味は「極微硫黄臭・無味」。温泉としてのインパクトは小さめです。

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でもね、何と言っても毎分2,000リットルの自噴泉なんですから、鮮度のいい湯が楽しめるに違いありません!
・・・と期待したのですが、どうも様子が変です。湯船からのオーバーフローは一切なし。かけ流しじゃないの?
よく調べてみると、浴槽の底にビックリするくらい強力な吸引口を発見。どうやらバリバリ循環しているようです。

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おかしいなあ。だって、ここに来るまでの道端にこんな看板があったんですよ。これはどう理解したらいいの?
毎分2,000リットルの自噴泉なら、余裕でかけ流しができると思うんですけどね。いや、ちょっと待てよ・・・

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私は脱衣所の分析表を見直しました。何と2,000ではなく、2.000リットルになっているではありませんか(笑)

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・・・と、こんな感じで結構ツッコミどころもあり、楽しませてもらいました。空いていてのんびりできてよかったです。

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帰り際に見かけた看板もなかなかいい味出てますね。すっかり寂しい気持ちになって家路についた私でした・・・